代表弁理士 今中 崇之(いまなか たかゆき)
プロフィール
慶應義塾大学大学院理工学研究科(機械工学)修了。修士論文のテーマは「H∞制御理論による回転翼機(ヘリコプター)の姿勢制御」。
当初、航空宇宙産業での就職を目指していたが、就職希望先の航空機メーカを見学した際、風洞(空気の流れを観察する施設)に戦闘機の模型が設置してあったことに強い衝撃を受け、軍事に関連する企業には就職しないことを決意。進路を改め電機メーカの株式会社安川電機に就職する。入社後、技術者としてメカトロニクス(ロボット)関連技術の研究開発に従事し、各種試験装置の機械設計、電気設計、及びソフトウェア開発(C言語・ラダー言語)等、幅広く充実した技術開発を経験する(ちなみに自らが発明者となった特許件数は17件)。
ところが、4ヶ月間不眠不休で完成させた半導体製造関連装置が大量受注に結びつかなかったことから、事業戦略の重要性を痛感。経営戦略上、より上流工程となる知的財産分野に転身し、知的財産部にて権利化業務をはじめとする様々な実務経験を積みながら弁理士資格を取得する。
弁理士資格取得後、株式会社安川電機を退職し、特許事務所勤務を経て独立。「人当たりが良く話しやすい」と評される性格を活かし、相談企業が抱える特殊事情や知的財産権の取得目的等に応じた柔軟な対応を行っている。
2016年から約2年間、自ら取締役として中小企業の経営にも参画する。
専門技術分野
機械、制御、電気、バイオ(微生物)
活動
- 平成23・24年度 特許庁・九州経済産業局「知財支援事業」 ワーキンググループ委員
- 平成25年度 福岡県弁護士会紛争解決センター専門委員
- 平成28年度 日本弁理士会中国支部 幹事
- 平成29年度 九州経済産業局(知的財産室)「平成29年度 九州地域の知財支援体制強化促進事業」委員会委員